【プライオリティ・パス】とは?これから飛行機に乗る方におすすめ!必要性や入手方法、使い方など
私はプライオリティパスを何度か使用しておりますが、使用するごとにプライオリティパスの素晴らしさを実感しております。
みなさまにもぜひプライオリティパスの良さを知っていただきたく、今回はプライオリティパスを持つことでどのような利点があるのかを解説していきたいと思います。
空港ラウンジなどに興味がある方は必見です。
Contents
「プライオリティ・パス」とは
まずは、プライオリティパスとはどういうものなのかを簡単に説明します。
プライオリティパスとは簡単に言うと空港ラウンジに入れるカードとなります。
「プライオリティ・パス」について細かく紹介
ここからはプライオリティパスについて細かく説明していきたいと思います。
プライオリティ・パスの年会費、別途ラウンジ利用費用
会員プラン | 年会費 | 利用毎にかかる費用 | |
会員 | 同伴者 | ||
スタンダード | US$99 (10,890円) | US$32 (3,520円) | US$32 (3,520円) |
スタンダード・プラス | US$299 (32,890円) | 10回無料、以降 US$32 (3,520円) | US$32 (3,520円) |
プレステージ | US$429 (47,190円) | ずっと無料 | US$32 (3,520円) |
こちらの表から、一年にラウンジを7回未満の利用であれば「スタンダード」プランが一番お得ということになります。7回以上利用する方は「スタンダード・プラス」がお得となり、15回以上利用するのであれば「プレステージ」がお得となります。
まあ、どちらにしても少しお高めですよね。ですが、プライオリティ・パスはある方法を使うとこちらの高額な年会費を払うことなく無料で手に入れられるのです。
プライオリティ・パスの入手方法
無料で手に入れる方法とは、ずばり、クレジットカード発行となります!
その中でも私のように母娘やご夫婦など家族2人で出かける方におすすめなクレジットカードが「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」となります。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の基本情報は下記となります。
年会費 | ブランド | 申し込み条件 | |
本会員 | 22,000円 (税込) | アメックス | 原則20歳以上で、安定収入がある方 |
家族会員 | 1名無料、 以降3,300円 (税込) | 本会員の配偶者・親・子供(高校生を除く18才以上)の方 |
こちらだけ見ると、年会費22,000円だし高くない?と思われると思いますが、こちらを持っているとプライオリティ・パスのプレステージに無料で加入できるのです。また、クレジットカード業界では家族カードはプライオリティ・パスの加入権が無かったりするのですが、こちらのカードは家族カードでも無料でプレステージに加入できます。
つまり、家族の方1名は無料で家族カードを発行できるので、実質1人11,000円となります。※プライオリティ・パスの観点からみるとそうですが、このクレジットカードにはほかにも良い特典があります。気になった方は下記記事をご参照ください。
考えてみてください。
プライオリティ・パスの一番ランクが低い会員プランである「スタンダード」も一人10,000円以上はしております。もしラウンジを訪れた場合は別途3,500円程度かかりますので、一度空港ラウンジを使用すると少なくとも13,500円程度はしてくるということになります。
家族2人で一回でもプライオリティ・パスを使用して空港ラウンジを利用してみたいという方は、ぜひ「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の入会を検討してみてください。
ちなみに、 「スタンダード」 で同伴者としてプラス3500円程度払ってラウンジに入った場合、17,000円程度で入ること可能ですが、残りの4,000円は先ほども言った「このクレジットカードにはほかの良い特典」がありますので、その特典ですぐにもとを取ることが可能です。
プライオリティ・パスで入れる空港ラウンジ
プライオリティ・パスの公式HPによると現在のラウンジ数は1300か所以上だそうです。
今回はプライオリティ・パスで入れる日本にある空港ラウンジをご紹介します。
日本でプライオリティ・パスを所持して入れるラウンジがあるのは、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港 セントレア、福岡空港です。1つずつご紹介していきます。
成田国際空港
第1ターミナル
- IASS Executive Lounge (クレジットカード会社ラウンジ)
- ANA Lounge (航空会社ラウンジ)
- KAL Business Class Lounge (航空会社ラウンジ)
第2ターミナル
- IASS Executive Lounge (クレジットカード会社ラウンジ)
まずは「成田国際空港」のラウンジを紹介しました。
ここで注目するは、航空会社ラウンジかクレジットカード会社ラウンジかです。
空港ラウンジの説明でも触れましたが、航空会社ラウンジは通常入るのにハードルが高いのです。
本来、航空会社ラウンジとは飛行機をファーストクラス、ビジネスクラスで利用した際や、航空会社のステータスを所持していないと入れません。
ですが、プライオリティ・パスとその日の搭乗券(どの航空会社でもよい)を所持していれば、先ほど述べた航空会社ラウンジである「ANA Lounge」や「KAL Business Class Lounge」に入れてしまうのです。
もちろん、どちらもお酒の提供はありますし、空間としてもとても居心地が良いです。Wi-Fi環境も備わっており、また、「ANA Lounge」にはシャワールームもあります。
ご飯もクレジットカード会社ラウンジとは比べ物にならないほど良い食べ物があります。
そんな航空会社ラウンジに入れてしまうのがプライオリティ・パスの素晴らしさなのです。
では、成田空港のラウンジの紹介はこれまでとし、次の空港を紹介します。
羽田空港
第3ターミナル
- ANA Lounge (航空会社ラウンジ)
こちらは成田空港とかぶっているので、説明を省かせていただきます。
ちなみに、羽田空港には以前までプライオリティ・パスで入れる空港ラウンジはなかったのですが、2021年4月より「ANA Lounge」が追加となりました。
これはとても大きなことです。空港ラウンジに入れる、入れないの大きさは天と地との差があるように思います。特に、私のように食やお酒が好きな方など。
注意点としては、国際線に乗る時のみ利用可能なことです。
関西国際空港
第1ターミナル
- ぼてぢゅう (「お好み焼」専門店)
関西国際空港でプライオリティ・パスを使える箇所は「ぼてぢゅう」のみとなります。
え?となられた方がいるかもしれません。私も初めて知ったときは驚きました。
こちらは飲食店ですが、プライオリティ・パスの特典を受けられます。
内容としては【3,400円の割引を受けられる】となっております。このように、空港ラウンジではなく飲食店での割引として利用できるのもプライオリティ・パスのよいところですね。
ちなみに、私も何度か利用したことがありますが、本当に3,400円分を単純に引いてくれるのです。大半は3,400円も食べないので無料で食事が出来る感じですね。もし、3,400円に満たなかったらお酒などを飲むのもありです!
ちなみに先ほどの「大事なこと!」に書いたように、LCCでもプライオリティ・パスは利用できますので、LCCで羽田空港に行く際なども利用出来ちゃいます。
中部国際空港 セントレア
エアサイド-国際線に乗る方限定
- Centrair Global Lounge (航空会社ラウンジ)
- KAL Lounge (航空会社ラウンジ)
第1ターミナル
- 海膳空膳 (和食)
第2ターミナル
- Ethan Stowell PIZZA & PASTA (イタリアン)
こちらでの注目場所は「Ethan Stowell PIZZA & PASTA」です。なぜなら、ここは到着したときでも利用できるのです。内容としては【レストランが指定する3,400円相当のセットメニューを1回】です。
私はまだ利用経験がないのですが、もし、中部国際空港に行く機会があればこちらを利用したいと思っています。もちろん、中部国際空港を出発するときも利用できますが、その際は「海膳空膳」を利用しようかなと思います。その時の出発ターミナルにもよりますけどね。
福岡空港
国際線ターミナル
- KAL Lounge (航空会社ラウンジ)
こちらは成田空港の時にご説明したので、説明は割愛します。
航空会社ラウンジが利用できるなんて良い空港ですね。。
プライオリティ・パスの使用方法
ここからはプライオリティ・パスの使用方法をご教授いたします。
プライオリティ・パスが使用できるラウンジやレストランに行き、当日の搭乗券とプライオリティ・パスを見せるだけです。※当たり前ですが、有効期限切れのプライオリティ・パスではだめです。
また、レストランで利用する際はプライオリティ・パスを使用する旨、伝えなければいけません。
これだけ、覚えておけば十分です。
サインなどを促されますが、それはスタッフの方に言われた通り実施すれば問題ありません。クレジットカードを使用するときと同じ感覚ですね。
最後に
これでプライオリティ・パスのご説明は以上となります。
プライオリティ・パスの素晴らしさが伝わってくれたらうれしいです。
また、プライオリティ・パスは年会費がバカになりませんが、クレジットカードを発行するやりかたでプライオリティ・パスを入手すると、年会費もそこまでのように感じられると思います。
航空会社ラウンジはとても素晴らしいですし、時にはレストラン3,400円分をいただけたり、良いことばかりで、空港の待ち時間が本当に幸せな時間へとなります。
ぜひ、みなさまもプライオリティ・パスをゲットして、幸せな時間を手に入れてみてはいかがでしょうか。とてもおすすめです。