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【2022年9月 マリオットアメックスプレミアムカード】アメックスプラチナカードと比較をしながら特典をご紹介!

2022-09-07

今回は「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」についてご紹介していきます。

家族でホテルステイや飛行機を利用するという家庭ならば、アメックス「プラチナ・カード®」とどちらがいいの?と思う方も少なくないのではないでしょうか?
そのような方のために、今回はアメックス「プラチナ・カード®」と比較をしながら紹介できたらと思っています。

私自身、正直どちらがいいのか迷いまして、結局「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」を選択しました。
実はアメックスプラチナの特典に2022年6月30日から「プリンスプラチナステータス付与」というのが追加されたためにとても悩んだのです。

マリオットアメックスプレミアムとアメックスプラチナを比較

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
①デザイン
②年会費 (税込)49,500円
家族カード1枚無料
143,000円
家族カード4枚無料
③マイル還元率最大1.25%1%
対象サービス利用で3%
④マリオットステータスゴールド
前年に年間400万円利用でプラチナ
※家族カード対象外
ゴールド
※家族カード対象
⑤プリンスステータスなしプラチナ
※家族カード対象外
⑥ヒルトン・オナーズなしゴールド
※家族カード対象
⑦カード更新特典50,000マリオットポイントまでの無料宿泊
※前年に年間150万円利用が必要
フリー・ステイ・ギフト
⑧プライオリティパス (ラウンジ)なしあり
「センチュリオン・ラウンジ」や「デルタ スカイクラブ」も利用可
⑨コンシェルジェデスクなしあり
⑩マリオットホテルレストラン割引ありなし
⑪旅行傷害保険ありあり

これから、上の表の比較項目①~⑪を1つずつ詳しく比較していきます。

①デザイン

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ

デザインはどちらもかっこいですよね。

大きな違いと言ったらアメックスプラチナカードはメタル製(本会員のみ)といったところでしょうか。

個人的にメタル製に全くこだわりがなく、むしろ重たくなってしまったり、落としてしまった時の恐怖感からプラスチック製が良いなと思います。

②年会費 (税込)

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
49,500円
家族カード1枚無料
143,000円
家族カード4枚無料

年会費は明らかに違いますね。アメックスプラチナのほうが3倍ほど高いです。
ただし、家族カード無料の枚数もその分違いますよね。

そこで1人あたりで計算してみます。

マリオットアメックスプレミアム

49,500円÷人数(本会員+家族会員1人)=24,750

アメックスプラチナ

143,000円÷人数(本会員+家族会員4人)=28,600

なんと、1人あたりにすると4,000円ほどしか差がないことがお分かりいただけましたでしょうか?

なんてことを言いましたが、家族カード4枚も作らないよ!という方が大多数なことは十分承知で、そうなると、値段的にはやはり「マリオットアメックスプレミアム」が勝ちますね。

ただ、アメックスプラチナカードの家族カードは本会員と同等の特典が付与されていることが多いのですが、マリオットアメックスプレミアムの家族カードは本会員との特典差が大きいのがデメリットです。

例えば、アメックスプラチナの家族カードであれば、マリオットのゴールドエリート資格をいただけるのですが、マリオットアメックスプレミアムの家族カードはいただけません。

家族カードを発行する際は、このような点に十分気を付けないといけません。

③マイル還元

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
最大1.25%1%
対象サービス利用で3%

マイル還元率はマリオットアメックスプレミアムが勝ちますかね。
ただ、人によってはアメックスプラチナのほうがマイルが貯まる可能性もありますので、詳しくご紹介していきます。

マリオットアメックスプレミアム

最大1.25%とは通常は1%なのですが、60,000マリオットポイントをまとめてマイルに交換すると20,000マイルに加え5,000マイルのボーナスが付くというサービスがあり、こちらのサービスを利用することによって「1.25%」となります。
ちなみに、100円利用→3マリオットポイントとなります。

アメックスプラチナ

対象サービスの利用で3%とは、以下対象サービスで利用した際、100円利用→3アメックスポイントとなります。
※1アメックスポイント=1マイル
Yahoo! JAPAN
・Yahoo!ショッピング
・ヤフオク!(Yahoo!かんたん決済)
・PayPayモール
iTunes Store/App Store
・iTunes Store
・App Store
・Apple Books
・Apple Music
Uber Eats
・Uber Eats アプリ
・Uber Eats ウェブサイト
ヨドバシカメラ
・ヨドバシカメラ
・ヨドバシ・ドット・コム
・石井スポーツ
・アートスポーツ
JAL公式ウェブサイト
・JAL国内線/国際線航空券
・JALPAK国内/海外ツアー商品
一休.com
・一休.comにてご予約の国内宿泊
HISの公式ウェブサイト
・海外航空券
・事前決済となる海外ホテル
・海外航空券 + ホテル(セット販売)
・海外パッケージツアー
・海外オプショナル/レンタカー
アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン
・アメリカン・エキスプレス・トラベル オンラインにてご購入の事前決済のホテル/レンタカー/国内航空券
Amazon.co.jp
・Amazon.co.jp
・Amazonマーケットプレイス
・Kindle本
・Amazon Business

ざっと、載せました(ダラダラとすみません)。

上記より、アメックス対象サービスを頻繁に利用(すべての決済額の1.5割相当)するという方であれば、お得になると思います。

1年での決済額の例

アマゾン「20万」+HIS「5万」+JAL「30万」+ヨドバシカメラ「5万」+通常決済「340万」=400万

上記の利用だと、
マリオットアメックスプレミアムの場合:50,000マイル獲得
アメックスプラチナの場合:52,000マイル獲得

私の場合は、対象サービスを1.5割も利用しないので、マリオットアメックスプレミアムが勝ちます。ほとんどの人が1.5割も利用しないのではないかなと思っていますが、いかかでしょうか、、
また、Marriott Bonvoy参加ホテルでマリオットアメックスプレミアムを利用すると、100円利用→6マリオットポイント(通常の2倍)貯まります。

1年での決済額の例(MB参加ホテル利用あり)

アマゾン「20万」+HIS「5万」+JAL「30万」+ヨドバシカメラ「5万」+Marriott Bonvoy参加ホテル「20万」+通常決済「320万」=400万

上記の利用だと、
マリオットアメックスプレミアムの場合:52,500マイル獲得
アメックスプラチナの場合:52,000マイル獲得

ご参考まで。。

④マリオットステータス

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
ゴールド
前年に年間400万円利用でプラチナ
※家族カード対象外
ゴールド
※家族カード対象

マリオットステータスに関しては、どちらも「ゴールドエリート」ということで同じですね。

ただこちらもカードごとに良い部分がありますのでその部分をご説明します。

マリオットアメックスプレミアム

表にも記載がありますが、前年に年間400万円以上利用すると「プラチナエリート」となります。
プラチナエリートとは特に以下のような特典があります。
・無料の朝食
・ラウンジアクセス
・一部スイートを含む客室のアップグレード
・午後4時までのレイトチェックアウト

アメックスプラチナ

家族カード(4枚まで無料)もゴールドエリートになる資格があります。
逆に言うと、マリオットアメックスプレミアムの家族カードは対象外です。

年間400万円以上の決済がある方は、完全にマリオットアメックスプレミアムだと思います。

私の場合は、400万円の決済は難しい気がするので迷ってしまいます。

家族4人でホテルステイを楽しむ方はアメックスプラチナに入る価値がありそうですね。

⑤プリンスステータス

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
なしプラチナ
※家族カード対象外

アメックスプラチナ特典で惹かれた部分です。私の大好きなプリンスホテルのプラチナステータスが付与いただけるということで、本当に魅力的です。

ただ、こちらはアメックスプラチナらしくないのですが、家族カードは対象外ということです。

家族カードが対象だったら即アメックスプラチナカードを契約していたでしょう。。。

⑥ヒルトン・オナーズ

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
なしゴールド
※家族カード対象

ヒルトンホテルは有名ですよね。アメックスプラチナカードを持つと、ヒルトン系列の「ゴールド」会員になれます。

「ゴールド」会員は以下のような特典となっております。
・80%のエリートステータス・ボーナス
・お部屋のアップグレード
・すべてのホテルでの朝食無料サービス
・マイルストーンボーナス

ヒルトンホテルに宿泊すると上記のような特典を受けることが可能となります。これもまた魅力的ですよね。

個人的にはあまりヒルトン系列に宿泊しないのでいらない特典になってしまうのですが、ヒルトンホテルに泊まる機会が時々あるという方にはとてもおすすめです。

ちなみに、こちらの特典は家族カードも対象です。プリンスホテルとは違い、家族カードも対象ということで、魅力度がアップします。

⑦カード更新特典

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
50,000マリオットポイントまでの無料宿泊
※前年に年間150万円利用が必要
フリー・ステイ・ギフト

マリオットアメックスプレミアム

前年に150万円の決済が必要ですが、これはクリアできるものとして考えます。
50,000マリオットポイントとはどのようなレベルかですが、、
ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪)
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(東京)
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート(沖縄)
などに泊まれるレベルです。
リッツカールトンなんて最高峰のホテルに、無料で宿泊出来てしまうこともあるのです。
※ポイント数は日により違いますので、人気のない日付でないと無料で宿泊することは難しいかもしれません。ご了承ください。

アメックスプラチナ

フリー・ステイ・ギフトとはどのようなサービスなのかですが、、
1年に1度、国内の対象ホテルにペアで一泊できるサービスとなります。
50を超える対象ホテルから選択でき、さらに2連泊以上するとホテルクレジット(5,000円分)が付くホテルもあります。
私の感覚ではありますが、だいたい一泊2~5万円ほどのホテルが対象ホテルになっています。
どのようなホテルかを詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。

⑧プライオリティパス (ラウンジ)

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
なしあり
「センチュリオン・ラウンジ」や「デルタ スカイクラブ」も利用可

プライオリティパスをご存じでしょうか?

空港にはラウンジと呼ばれる特別な待合室が存在することをご存じの方も多いと思います。

空港ラウンジには大きく分けて「クレジットカード会社ラウンジ」と「航空会社ラウンジ」がありまして、違いは以下となります。

クレジットカード会社ラウンジ

ゴールド以上のクレジットカードをお持ちの方なら大半の人が入れるラウンジで、おつまみやソフトドリンクのサービスあり

航空会社ラウンジ

航空会社が運営しており、入室制限のハードルが高く、お酒や食べ物のサービスが多いラウンジ

こちらを見ていただければお分かりだと思いますが、「航空会社ラウンジ」のほうが確実に良いサービスをしてくれます。

その「航空会社ラウンジ」に入れてしまうというのが「プライオリティパス」の最もすごいところなのです!※すべての航空会社ラウンジに入れるわけではありません。

詳細は以下記事にまとめておりますので、気になる方はご覧ください。

アメックスプラチナはプライオリティパスで入れるラウンジに加えて、「センチュリオン・ラウンジ」や「デルタ スカイクラブ」にも入室可能です。

センチュリオン・ラウンジ

航空会社ラウンジと同等のサービスで、アメックスプラチナカードまたはセンチュリオンカード所有者が入室可能となっているラウンジ

デルタ スカイクラブ

アメックスグループとデルタ航空が提携したラウンジで、航空会社ラウンジとなります。
※「デルタ スカイクラブ」は航空会社ラウンジですが、プライオリティパスでは入れないラウンジとなっております。

アメックスプラチナの素晴らしさが伝わりましたよね。

私の場合、プライオリティパスは「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の特典ですでに所持しておりまして、「センチュリオン・ラウンジ」や「デルタ スカイクラブ」には入れないのですが、それでもいいかなという感想です。

「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」の詳細については以下記事にまとめております。

⑨コンシェルジェデスク

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
なしあり

コンシェルジェデスクとは、レストランの予約、航空券の手配、ホテルの手配等、色々なことを代行して行ってくれるというサービスです。
予約困難なレストランの予約なども行ってくれそうです。また、旅行プランなども作成してくれ、現地のアクティビティの予約も代行で行ってくれるそう。。

私の場合は、不必要なように思います。予約困難なレストランと言ったら、お高いレストランそうですし、旅行プランも自分でどうにかできるので、個人的には無駄なサービスとなってしまいそうな感じです。

とても良いサービスと考える方もいると思いますけどね!

⑩マリオットホテルレストラン割引

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
ありなし

こちらの特典は、マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)系列ホテルでレストランを利用する際に15%の割引をいただけるというサービスとなります。

実は2022年6月までは「エリートメンバー特典での割引」があり、アメックスプラチナの方はゴールドエリートの資格を自動的に持てますので、ゴールドエリートの特典として「レストラン15%割引」がありました。

ということで、先日までは同様の特典だったのですが、現在はマリオットアメックスプレミアム限定の特典となりました。

個人的にマリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)系列ホテルで食事をする機会が度々ありますので、こちらの特典は大きいです。

⑪旅行傷害保険

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
ありあり

マリオットアメックスプレミアムの保険内容の詳細については以下記事にまとめておりますので、気になる方はご覧ください。

今回は簡単にご紹介します。

マリオットアメックスプレミアムアメックスプラチナ
被保険者カード会員 (家族カードも含む) および配偶者、生計をともにする家族左記と同様
国内旅行
傷害死亡・後遺障害保険
利用付帯
最高5,000万円
利用付帯
最高1億
国内旅行
入院保険
なし利用付帯
日額5,000円
国内旅行
手術保険
なし利用付帯
最高20万円
国内旅行
通院保険
なし利用付帯
日額3,000円
海外旅行
傷害死亡・後遺障害保険
利用付帯
最高1億円
利用付帯
最高1億円
自動付帯 (家族カードは対象外)
最高5,000万円
海外旅行
傷害治療費用保険
利用付帯
最高300万円
利用付帯
最高1,000万円
自動付帯 (家族カードは対象外)
最高1,000万円
海外旅行
疾病治療費用保険
利用付帯
最高300万円
利用付帯
最高1,000万円
自動付帯 (家族カードは対象外)
最高1,000万円
海外旅行
賠償責任保険
利用付帯
最高4,000万円
利用付帯
最高5,000万円
自動付帯 (家族カードは対象外)
最高5,000万円
海外旅行
携行品損害保険
利用付帯
1旅行中最高50万円
利用付帯
1旅行中最高100万円
自動付帯 (家族カードは対象外)
1旅行中最高100万円
海外旅行
救援者費用保険
利用付帯
保険期間中最高400万円
利用付帯
保険期間中最高1,000万円
自動付帯 (家族カードは対象外)
保険期間中最高1,000万円

全ての項目において、アメックスプラチナはマリオットアメックスプレミアムの保険金額の同等又は上回ってきます。上回っているものに関しては赤字にしております。

一番差が大きいのは自動付帯の項目ですかね。

利用付帯と自動付帯の違いとしては、簡単に言うと、旅行費をアメックスプラチナまたはマリオットアメックスプレミアムカードで支払ったかどうかということになります。

マリオットアメックスプレミアムの保険に関しては、旅行費を本カードで支払わなければならないところ、アメックスプラチナの特典ではどんなクレジットカードで支払った場合でも保険が付帯するということです。(海外旅行のみ)

まあ、ほとんどの決済をマリオットアメックスプレミアムカード(またはアメックスプラチナ)で支払っている方にとっては関係ないですね。

私の場合は、マリオットアメックスプレミアムカードで支払うことが多いので、自動付帯は関係ないです。

最後に

マリオットアメックスプレミアムカードとアメックスプラチナカードで比較してみましたが、いかがでしたでしょうか?

私の場合、アメックスプラチナカードもとても魅力的に思うのですが、93,500円高いことを考えると、マリオットアメックスプレミアムカードで十分なのかなと思ってしまいます。

プリンスホテルのプラチナステータスを家族カードにも付与いただけるのであれば、とーーーっても悩みますね。(アメックスプラチナを契約する可能性大です)

一年の決済額が400万円を普段から超える方はマリオットアメックスプレミアムに入る価値がとてもあると思いますが、400万を超えない方はアメックスプラチナを考えるのもありだと思います(私のように)。

意外と思いましたかね?アメックスプラチナは入るだけで色々な特典があるので、個人的にはそう思っています。お金をあまり使わない方にアメックスプラチナは合うのではないかと。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!